虹の会

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身障酒害者に関する活動の出発—『虹の会』命名まで

昭和59年10月22日、全国(岡山)大会の前夜、宿泊した「ホテル幸荘」にて木山茂氏(愛媛県今治断酒会)が、半身不随をおしてのユーモア・ど根性に溢れる体験談を披露した。その笑いの渦の中で、同宿の森田一志氏(高知県断酒新生会・全断連参与)が感動と使命感に胸を膨らませていた。

昭和60年11月17日、愛媛県今治断酒会秋季研修会(東予休暇村)で、森田一志氏が身障酒害者の問題をアピールして資金カンパを断行。出席者全員でその推進を、北四国アルコール問題医学研究所所長・小野昌也先生に委任した。

昭和61年3月1日、中四国ブロック(岡山)大会の前夜、小野昌也先生企画による「身障酒害者を励まし励まされる会」を初めて「ホテル幸荘」にて開催、宿泊60名。

昭和61年5月、松村断酒学校で初めて「身障者の集い」を森田一志氏が設営し、『かがり火』の記事となる。参加12名(大野理事長当事共)。

昭和62年3月7日、中四国ブロック(松山)大会前夜、「道後松下ホテル」で「身障酒害者を励まし励まされる会」(第2回)を開催、宿泊者100名。同年5月、松村断酒学校で「身障酒害者を励ます会」を開催。同年8月、山陰断酒学校(松江)で初開催、参加27名。全員の協議で、会名を『虹の会』と決め、役員を推薦した。

第3回東大阪断酒会一日研修会(平成28年5月22日)で分科会虹の会が行われる

東大阪断酒会一日研修会平成28年虹の会
午後1時より1時間半、東大阪断酒会としては第3回目の「虹の会」が分科会として行われました。当日の虹の会は参加者医療関係者含めて30人の参加で、岡山県、鳥取県、兵庫県の仲間の方の本当に多数の参加となりました。
参加者の体験談は、障害があるがゆえの断酒の難しさや、やめにくい酒を何かチャンスを得て断酒継続に至るというありがたい体験談の中で、虹の会の役割を痛感しました。
参加された皆さん、本当にありがとうございました。
虹の会」は「身障酒害者を囲む会」と言います。その名の通り「囲む」と付く以上は健常者(障害がない人)も参加できます。老若男女を問わず、誰でも参加可能なオープンミーティングです。
もし、どちらかに行った先の研修会等で「虹の会」の分科会があれば、一度参加してみてください。きっと、いつもと違う体験談が聴かれ、もしかしたらあなたの断酒継続のきっかけとなるかも知れません。

東大阪断酒会一日研修会 虹の会分科会(平成26年5月25日)

午後1時より1時間半、東大阪断酒会としては第2回目の「虹の会」が分科会として行われました。当日の虹の会は参加者医療関係者含めて多数の参加で、東は千葉県から西は岡山県、鳥取県まで本当に多数の参加となりました。
参加者の体験談は、障害があるがゆえの断酒の難しさや、がんや病気などの闘病で救われた命の尊さを感じるなど、「虹の会」でしか聞くことが出来ない体験談がありました。 参加された皆さん、本当にありがとうございました。
虹の会」は「身障酒害者を囲む会」と言います。その名の通り「囲む」と付く以上は健常者(障害がない人)も参加できます。老若男女を問わず、誰でも参加可能なオープンミーティングです。
もし、どちらかに行った先の研修会等で「虹の会」の分科会があれば、一度参加してみてください。きっとまた、いつもと違う体験談が聞けると思います。

東大阪断酒会虹の会

第10回東大阪断酒会一泊研修会にて第一回目の「虹の会」分科会開催される。

画像の説明



平成25年6月1日~2日。信貴山大本山玉蔵院富貴閣にて第10回東大阪断酒会一泊研修会が開催され、分科会として今年より第一回「虹の会」が会員、医療の先生含めて21名が集いました。
虹の会」の集いは「身障酒害者を囲む会」と称し、全国で活動している全断連の分科会です。
参加者の全国虹の会会長、岡山県津山断酒新生会最高顧問金本生氏の言葉にある「身体の障害はあるが、心まで身障者になってはならない」について、新生会病院院長和気浩三先生は「断酒会の仲間に恵まれると、たとえ身障者であっても、心は健康でいられる。」とおっしゃられておりました。
21人全員に体験談を語って頂き、虹の会メンバーの私も有意義な時間を過ごさせて頂きました。また第2回目を目標に頑張っていきたいと思っております。
参加された皆様、本当にありがとうございました。