研修部からのお知らせ

研修部の取組み紹介

第51回酒害相談講習会

第3回目(令和5年6月21日)

[アルコール依存性と看護師の役割]                                   新阿武山病院  看護長 山崎圭美 先生を講師に79名の参加者で講習会が行われた。看護師の基本姿勢として患者に陰性感情を持たない様スタッフミーティング等を行い日々努めている話や断酒会やAAに参加を促す為色々工夫している話などが印象的でした。

第2日目(令和5年6月14日)

第51回酒害相談講習会第2日目は、『アルコール依存症からの回復』というテーマで、高野善博あいメンタルクリニック院長を講師として開催された。当日は雨天であったが、74名が参加した。タクシーのドライブレコーダに記録された、運転手に怪我をさせてタクシー乗っ取り事件を起こしたが、泥酔の末のブラックアウト状態で事件の記憶が全く無い犯人の映像にアルコール酒害の怖さを再認識している参加者の姿が有った。

第1日目(令和5年6月7日)

第51回酒害相談講習会が開講した。講習初日の講師は、ひがし布施野田クリニック名誉院長、辻本士郎先生であった。『アルコール依存症治療の歴史を振り返る』というテーマで、これまでの行政、医療、福祉、断酒会の歩みと共に、今後の活動のヒントとなるお話をして下さった。『断酒は自分探しの旅、酒害相談は自分の原点を見つめる宝、会員と家族が生き生きとする断酒会に期待します。』と云う言葉に気の引き締まる思いを感じた講義であった。

 

 

 

 

 

第50回 酒害相談講習会

第2日目(令和4年7月12日)

コロナ禍のため急遽の講師交代になりましたが、新阿武山病院の山崎看護師長に快く対応いただき、第2日の講習会を無事に開催できました。

第1日目(令和4年7月5日)

2年続けてコロナの影響で中止となった酒害相談講習会が始まった。歴史ある酒害相談講習会をなんとしても今年度は開催したいと、研修部で協議していただいた結果、オンライン(YouTube)での配信となった。初日の講師は、ひがし布施野田クリニック名誉院長にご就任された、辻本士郎先生であった。先生は「アルコール依存症の歴史を振り返る 大阪の断酒会を中心に」と題して、これまでの先生の取り組みや、大阪府のアルコール治療の歴史、大阪府断酒会の歴史などを熱く語っていただいた。歴史から学ぶことは非常に大切なことだと再認識した講義となった。

第47回 酒害相談講習会

第10日目(令和元年6月10日)

東大阪市男女共同参画センター(イーコラム)にて開催されました。新阿武山病院看護師長 山崎圭美先生から「アルコール依存症と看護師の役割」の講演があり、看護師と入院患者との係わりについて話をして頂きました、看護師からの視点での話しはリアルな内容で受講者も聞き入り質疑の時間も足らずの状況でした、次回も看護師からの講演希望も有りました。講習後に修了式があり、松井直樹新代表理事から3名の方に代表として修了証を授与し、本年度の講習会を閉会しました。

第9日目(令和元年6月3日)

東大阪市男女共同参画センター(イーコラム)にて開催されました。八木植松クリニック ソーシャルワーカー大本 淳先生から「アルコール依存症と家族について」の講演があり、家族相談やセルフケアの重要性とそのポイントを話していただきました。後半は「家族と相談員」というテーマで2人1組ディスカッションを実演し、日常クリニック内での光景が伺えました。
家族への情熱をもって接してきている姿勢に敬服しました。

第8日目(令和元年5月28日)

東大阪市立男女共同参画センター「イコーラム」にて、講師にひがし布施クリニック院長 辻本士郎先生をお招きして「自助グループの機能」と題し講演をして頂きました。断酒会を取り巻く環境の中で前年度から全断連が推進しているSBIRTSなどの話題をふまえて、会員家族が安心して体験談が語られる場所の大事さや、体験談が経験談になっていないかを心配しておられました。

「例会は酒害体験談に始まり酒害体験談で終わる」もう一度会員家族が原点に戻って体験談を語る事を考えさせられる講演でした。

第7日目(令和元年5月20日)

第47回酒害相談講習会の7日目が開催された。講師は、元大阪市東淀川区役所保健福祉課・谷口伊三美さんでした。生活保護の窓口を長年ご担当されてこられた経験を基に、「生活保護制度活用のために」と題して制度のあらましや、生活困窮層へ対しての支援や保護内容、また、こんな時にはどうしたら良いかについても幾つかのケースを示してお話し下さった。
生活不安や貧困に陥った時には相談に応じ、必要なら手助けをしてくれる場所が行政にあると云うことを改めて知る講演であった。

第6日目(令和元年5月13日)

令和元年5月13日酒害相談講習会 第6日講師 あいメンタルクリニック院長 高野善博 先生テーマ 「酒を必要としない生き方をめざして」前半は、立て続けに起こりマスコミでも話題となった有名人の事件(事故)のお話から新薬の解説、体験談の重要性等々の内容で、後半は講演のタイトルでもある、我々の生き方のお話でした。断酒を始めて、酒を止めるだけではなく、断酒新生の過程を実例を挙げながらのお話でした。高野先生の講演は毎年、資料もお話もとてもわかりやすい内容です。

第5日目(令和元年5月7日)

平令和元年5月7日に第47回酒害相談講習会 第5日目が東大阪市男女共同参画センター(イーコラム)にて開催されました。講師に新生会病院 理事長 和気浩三先生にお越しいただき、心と身体の健康管理(アルコール依存症の合併症、高齢化アルコール問題)1)たばこ=ニコチンは立派な依存症薬物です。2)よくある考え方「酒をやめるんだから、たばこくらい・・・」(酒とたばこといっぺん)は無理じゃないか・・・(禁煙するとストレス再飲酒するんじゃないか)(禁酒外来ついての 「高齢社会とアルコール問題」仕事を退職して、何もすることがなく、暇があり過ぎてアルコールを口にする。1.老年期はアルコール依存症の好発期 退職後の依存症の方が多い。2.専門医療機関の課題 高齢者介護福祉現場との連携 新しいネットワークつくる。3.高齢者介護現場でのアルコール問題 4.自助グループに期待すること 5.新しい地域ネットワーク 老年者にあった例会をつくる。「アルコール依存症の合併症」1.肝 臓 ⇒ 脂肪、アルコール性肝炎、肝硬変 アルコールを止め続けると回復がある。 2.脳神経障害 ⇒ コルサクフ症・アルコール性認知症 3.食 道 ⇒ 食道炎・マロリーワイス症候群 4.胃 腸 ⇒ 胃炎・下痢・大腸ポリープ 5.肝 臓 ⇒ 糖尿病 6.心 臓 ⇒ 高血圧・アルコール性心筋症 7.骨   ⇒ 骨粗鬆症・貧血 8.代謝性 ⇒ 高脂血症・高尿酸血症・糖尿病 9.生殖器 ⇒ 男性ホルモン低下・ED10.悪性腫瘍 ⇒ 食道・S状結腸・口腔癌アルコール依存症の場合は、口からアルコールを入れると肝臓まで、いろんな病気になる。

第4日目(平成31年4月23日)

平成31年4月23日(火)に第47回酒害相談講習会の第4日目が東大阪市男女共同参画センター(イーコラム)にて開催された。第4日目は、大阪市こころの健康センターの石神朋子保健主幹が講師であった。大阪市精神保健福祉業務とアルコール対策のテーマで講演がありました。「心の悩み電話相談」「アルコールによる自殺対策」「おおさか依存土日ホットライン」等の取り組み日ごろから取り組んでおられる事に大変感謝しております。また、大阪市アルコール関連問題ネットワーキンググプで各種団体との会議等でいろいろ問題点の提起がなされ色々な意見を議論をしています。また、大阪市において事例紹介の話よかったです。今後とも行政、医療、自助グループで益々期待をしております。本日も有意義な講習会であった。

第3日目(平成31年4月15日)

平成31年4月15日に第47回酒害相談講習会 第日3目が東大阪市男女共同参画センター(イーコラム)にて開催されました。第3日目精神保健福祉行政のお話保健所のアルコール依存症に対して取り組み、専門病院に繋がるために行政医療断酒会との連携図る。依存症予防に、小中高大へのアルコールの危険性と体験談を語る。等はなされました。

第2日目(平成31年4月8日)

平成31年4月8日に第47回酒害相談講習会 第2日目が東大阪市男女共同参画センター(イーコラム)にて開催されました。
第2日目は「アルコール関連障害の基礎知識」と言う題目で新阿武山クリニック 所長 林 宏一先生に講演いただきました。
アルコールの害全般からはじまって、アルコール依存症についてと、その脳内メカニズムを解説されました。また新発売となった酒量低減薬セリクロンおよび、ベンゾジアゼピン系の薬剤の害についても解説をいただきました。
節酒指導についての考え方も説明いただき、最終の目的は断酒であるとの思いを深くしました。

第1日目(平成31年4月1日)

第47回酒害相談講習会が始まりました。
本年は4月1日から6月10日まで全10回、東大阪市立男女共同参画センター(イコーラム)で開催されます。
第1日目講習会は講師に新阿武山クリニック平野先生をお迎えし、六田研修部長の開会の言葉の後、伊藤大阪府断酒会代表理事の挨拶の後「アルコール依存症治療の歴史を振り返る今、何をすべきか」というテーマで酒害相談講習会の成り立ち、アルコール医療と自助グループの連携、アルコール依存症の回復等について講義をいただきました。

第46回 酒害相談講習会 

第10日目(平成30年6月15日)

 東大阪市立障害児者支援センター(レピラ)にて、藤井リクニック 精神保健福祉士 藤井望夢先生の依存症全般のお話をされました。
ネット、スマホ、買い物、ギャンブル依存症は、 身体に症状が出ない事から治療方法がまだまだ進んでいない状況。 身体に異常が出るアルコール、薬物依存症はわかりやすい。まず、どちらも認める事からと。少しでも回復したと実感を覚えると言う事でした。
講習終了後に、修了式がおこなわれた。代表として家族とアメシスト(女性酒害者)2名に伊藤代表理事より修了証が授与された。今回は森ノ宮医療大学と藍野大学短期大学部の学生さん二名が修了証授与資格回数をクリアし、学生の代表として藍野大学短期大学部の学生さんに授与されました。代表理事よりこの講習会を酒害相談の糧にと講習会を締めくくられた。

第9日目(平成30年6月8日)

 東大阪市立障害児者支援センター(レピラ)において、ひがし布施クリニック院長の辻本士郎先生をお迎えして開催されました。テーマは「自助グループの機能」です。問題が疑われてから治療につなげ更に自助グループへ紹介するSBIRTSについてのお話に始まり、・自助グループとは・大阪での断酒会の発展(大阪方式ができるまで)・断酒会と専門医療機関の連携などについてお話頂きました。生きていくためには断酒会がいかに必要であるかということや断酒会のあり方を再度考える機会を頂きました。

第8日目(平成30年6月1日)

 8日目の講師は、大阪市立弘済院附属病院にお勤めの臨床心理士、山本廣美先生であった。
アルコール依存症者と家族との生活や関係、共に暮らす子供たちへの影響について詳しくお教え下さった。
若年層や高齢層、女性層と本人の考え方も年齢や性別で異なるが、それぞれに適した家族の協力が回復の為には不可欠であると述べられた。また、アルコール依存症とうつ症状についての言及もあった。

第7日目(平成30年5月25日)

 第46回酒害相談講習会の7日目が開催された。昨年度に引き続き、大阪市東淀川区役所保健福祉課・谷口伊三美さんに第7日目の講演をして頂いた。
「生活保護制度活用のために」と題し、生活保護の窓口を長年ご担当されてこられた経験を基に、制度のあらましや、生活困窮者を支援するための保護内容などについて詳しくお話し下さった。
生活不安や貧困に陥った時には相談に応じ、必要なら手助けをしてくれる場所が行政にあると云うことを改めて知る講演であった。

第6日目(平成30年5月18日)

 東大阪市立障害児者支援センター(レピラ)にて、新生会病院 理事長 和気浩三先生に講演して頂きました。心と身体の健康管理にてお話をしていただきました。アルコール依存症の合併症について、肝臓 脳神経 食道 胃腸 心臓 骨 生殖器 悪性腫瘍 代謝性疾患禁煙のすすめ、たばこ、ニコチンは立派な依存性薬物、よくある考え方、酒をやめるんだからタバコくらい、酒タバコといっぺんには無理じゃないか、禁煙するとストレスで再飲酒するんじゃないか。禁煙の効果、禁煙外来について。高齢社会アルコール問題ては、老年期はアルコール依存症の好発期、専門医療機関の課題、高齢者介護現場でのアルコール問題、自助グループに期待すること、新しい地域ネットワーク。

第5日目(平成30年5月11日)

 東大阪市立障害児者支援センター(レピラ)にて、医療法人以和貴会 金岡中央病院 院長補佐 高野善博先生を講師にお迎えして開校された。アルコール依存症からの回復をテーマに具体的な事例を多く挙げてお話し頂き、大変わかりやすい講演となりました。

第4日目(平成30年4月27日)

東大阪市立障害児者支援センター(レピラ)にて、堺市精神保健課の上田正喜先生をお迎えし開催された。

上田先生は長い間、堺市断酒連合会の窓口として、断酒会の活動に尽力を賜っており、堺市精神保健課と堺市断酒連合会との関わりの歴史を含めて詳しくご説明を頂いた。

特に一昨年より、堺市断酒連合会新年例会互礼会に竹山修身堺市長がご出席を頂いていることは、堺市と断酒会のつながりの成果であると信じてやまない。

第3日目(平成30年4月20日)

東大阪市立障害児者支援センター(レピラ)にて、講師に大阪府こころの健康総合センター 原るみ子事業推進課課長をお招きして「精神保健福祉行政」として、精神保健福祉施策の歴史の中で明治33年に成立・施行された精神病者監護法から、現在の精神保健福祉法及びアルコール健康障害対策基本法まで懇切丁寧に教えて頂きました。大阪府の依存症対策の取り組みについてもアルコール健康障がい推進計画を軸にし、薬物・ギャンブル等の依存症にも対応する。大阪府として出来る事は限られているので、各市町村にも連携強化を図って進めていくとのお話しでした。

第2日目(平成30年4月13日)

平成30年4月13日に第46回酒害相談講習会 第2日目が開催され「アルコール関連障害の基礎知識」と言う題目で新阿武山クリニック 所長 林 宏一先生に講演いただきました。

アルコールの害全般からはじまって、アルコール依存症についてと、その脳内メカニズムを解説されました。またベンゾジアゼピン系の薬剤の害についても解説をいただきました。

第1日目(平成30年4月6日)

第46回酒害相談講習会が開催されました。今回より会場を東大阪市立障害児者支援センター(レピラ)に移し、第1回の講師も前回までの新生会病院 和気隆三理事長に代わり新阿武山クリニック平野建二先生にかわりました。講演内容は「酒害相談講習会とは その始まりと目的」でした。

 

第45回 酒害相談講習会

第10日目(平成29年6月15日)

第10日目(最終回)が開催されました。講師は藤井クリニック 指針保健福祉士の藤井望夢先生でした。内容は「薬物・アルクール・ギャンブル依存について」でした。講義終了後終了式が催され大阪府断酒会 伊藤代表理事より終了者を代表して 泓上さんと藤原さんに終了証書が授与されました。
終了者は68名でした。
酒害相談講習会第10日目

第9日目(平成29年6月8日)

第45回酒害相談講習会 第9日目が開催されました。講師はひがし布施辻本クリニック理事長、辻本 士郎 先生でした。
「断酒会が元気になって欲しい!」のお言葉から始まり、体験談の意義…語ること!聴くこと!そのことにより仲間が出来ていき希望がうまれていく。生きがいを求め、自分さがしの旅にでる。
断酒会の第一の役割は再発予防だが、それには新しい仲間(血)が入らないと、断酒会が腐っていき、断酒への意欲も減退すると熱弁されました。改めて断酒会の原点を考えさせられた講習会となりました。
酒害相談講習会第9日目

第8日目(平成29年6月1日)

東大阪市立男女共同参画センター(イコーラム)で開講しました。8日目の講師は、阪和いずみ病院臨床心理士の 山本 廣美先生でした。話の内容は、アルコール依存症本人と家族の生活。アルコール依存症の家庭で育った子供も依存症になる事がある。又、女性のアルコール依存症も増えて来ている。この病気は、家族の協力が必要だと話されました。
酒害相談講習会第8日目

第7日目(平成29年5月26日)

酒第45回酒害相談講習会の7日目が開催されました。第7日目の講師は、大阪市東淀川区役所保健福祉課・谷口伊三美先生でした。
長年、生活保護の現業を担当されてこられた経験を基に「生活保護制度活用のために」と題し、制度のあらましや、アルコール依存症者の回復を支援するための保護内容、また、こんな時にはどうしたら良いかについても幾つかのケースを示してお話し下さいました。
断酒初期に誰もが経験する生活不安・貧困について改めて考えることが出来ました。
酒害相談講習会第7日目

第6日目(平成29年5月18日)

酒害相談講習会第6日目が東大阪市立男女共同参画センターにて開催された。講師は、新生会病院院長の和気浩三先生でした。話の内容は、アルコール依存症の合併症とアルツハイマーとコルサコフの違い。コルサコフとは同じことを繰り返し訓練すれば覚えられることが出来ます。違うのは、アルツハイマーです。今食事した事を忘れてしまうとの話でした。 断酒、禁煙、ガン検診するようにとの事でした。
酒害相談講習会第6日目

第5日目(平成29年5月11日)

酒害相談講習会第5日目が東大阪市立男女共同参画センターにて開催された。今回の講師は、医療法人以和貴会 金岡中央病院院長補佐で、昨年8月にあいメンタルクリニックを開院された、高野善博先生でした。
テーマは「アルコール依存症からの回復」酒を飲まない生き方をめざして、であった。大きく分けて、「回復に必要な知識」「実際の回復の実例」という内容で、後半には色々な方々の実例を紹介しながら、アルコール依存症からの回復の素晴らしさをご紹介頂いた。
酒害相談講習会第5日目
酒害相談講習会第5日目

第4日目(平成29年4月27日)

平成29年4月27日に酒害相談講習会第4回目が開催された。講師は、堺市こころの健康センター次長 永井義雄先生に講演して頂き、講演テーマは「堺市の健康福祉業務とアルコール対策」であった。こころの健康センターの取組、断酒会との連携内容等をその歴史を含めて丁寧にご説明を頂いた。
酒害相談講習会第4日目

第3日目(平成29年4月20日)

東大阪市立男女共同参画センターにて開催された。第3日目の講師は、大阪府こころの健康総合センター地域支援課課長 原るみ子先生による精神保健施策の歴史と依存症対策、アルコールと自殺、府内の各保健所の事例を提示されてアルコール関連問題への取り組みについて講演して頂きました。また一部の保健所では断酒に導くためにも節酒指導から導入しているとの事例も報告された。
酒害相談講習会第3日目
酒害相談講習会第3日目

第2日目(平成29年4月13日)

東大阪市立男女共同参画センター(イーコラム)にて開催されました。第2日目は新阿武山クリニック 平野建二先生による「アルコール関連障害の基礎知識」でした。 (依存性薬物とアルコールの関係)日本では9割以上の患者が何らかの薬物とアルコールの併用、要はコントロール障害であることや、(ノンアルコールと精神依存の関係性)、ノンアルコールは「お酒が飲みたい」という衝動を鎮めてくれると思われがちですが、実は、お酒を飲む習慣がやめられなくなったり、本物のお酒が飲みたいとさらなる衝動を引き起こすきっかけにもなってしまうということや、(依存性薬物の特徴)では、アメリカではベンゾジアゼピンや他の鎮静睡眠薬を第一選択肢とすべきではないとの見解に対し日本でのベンゾジアゼピン系の催眠鎮静剤の消費量の多さを取り上げるなど依存性薬物の危険性を話され、(また女性とアルコール依存との関係)では男女比が年々拮抗してきている状況等を危機的意識とともに語られ、自助組織、自助グループの必要性について説明して頂きました。
酒害相談講習会第2日目

第1日目(平成29年4月6日)

東大阪市立男女共同参画センター(イーコラム)にて、本年度の第45回酒害相談講習会が開会されました。開会にあたり、六田研修部長と伊藤代表理事の挨拶の後、講習に入りました。第1日目の講師は、新生会病院理事長和気隆三先生でした。
精神医療、アルコール依存症医療の変遷のほか、今道先生や小杉先生、平野先生との思い出話しもあり、受講者にとって大変意義深い講座となりました。
酒害相談講習会第1日目

第28回地域断酒会一日勉強会 大阪府断酒会 (平成30年2月25日)

大阪市立西成区民センターにて開催されました。午前中は大阪府断酒会各専門部・委員会より取り組みの説明で、現在抱える問題点やこれからの方向性などが話されました。
午後からの講演は、西川京子顧問(新阿武山クリニック)の「断酒会員と家族会員の減少をどのようにお考えですか?」でした。会員の減少が将来に与える影響を話されました。「これから10年、20年先、私たちの子孫がアルコール依存症になった場合には、この断酒会という先達から受け継いだ貴重な社会資源は衰退していて、活用が困難になっている可能性があります」
最後は、断酒新生指針に学ぶもので、指針に合わせた体験談の発表を聴きました。

第27回地域断酒会一日勉強会(平成29年1月22日)

大阪市立西成区民センターにて開催されました。午前中は『この一年の活動とこれからの取り組み』と題して、家族会、アメシスト、各地域断酒連合会が発表しました。午後からは、講演が2つありました。
①いちごの会岸田真樹様の『アルコール依存症の方への生活支援』
アルコール依存症からの回復を考えるとき、断酒をしていく事だけでも大変なことだが、断酒と並行して自身の持つ『生きづらさ』を知り、生活の変化に向けての取り組みを行う必要があるので、生活支援が重要と説明されました。
②兵庫教育大学野田哲朗教授の『震災と断酒会』
自殺対策として、『自身がしんどい』と言うことができる環境をつくることが重要と説明されました。
その後に、基本法作業委員会活性化推進委員会からの報告、研修部からの提案『例会での司会力を高めよう』がありました。伊藤代表理事の閉会挨拶をもって終了しました。
第27回地域断酒会一日勉強会
第27回地域断酒会一日勉強会
第27回地域断酒会一日勉強会

平成27年度地域断酒会一日勉強会(平成28年2月28日)

平成27年度(第26回)大阪府断酒会地域断酒会一日勉強会を開催した。本年度のテーマは『断酒会の活性化』であった。
断酒会の活性化を図るためには各断酒会はどういう動きをしていくべきかの具体的な施策を探るため、まず大阪府の8連合会がそれぞれ各地域の現況と会員減少問題を主眼に発表を行った。会員の高齢化やアメシストに対する問題や例会のあり方など多岐にわたる分析発表であった。
午後からはアメシスト、家族会大阪府断酒会それぞれの発表とアルコール健康障害対策基本法とアクションプランについての発表、後半は医療関係者からの提言とし、大阪府断酒会顧問、新阿武山病院 医療相談福祉室の坂本室長とひがし布施クリニックの辻本院長にお話し頂いた。
述べられた様々な意見を真摯に受け止め、各地域断酒会でより具体的に活動する必要性を各会員に認識させた勉強会であった。
地域断酒会一日勉強会)

平成25年度第24回地域断酒会役員一日勉強会

平成26年2月23日(日)10:00~16:00 於:大阪市港区民センター

画像の説説

伊藤会長挨拶

画像の説明

家族会活動報告

画像の説明

アメシスト活動報告

画像の説明

和気浩三先生講演

画像の説明

安田一之先生講演

画像の説明

「第二の否認を解く」シンポジウム

2月23日、第24回地域断酒会役員一日勉強会を大阪市立港区民センターで開催しました。医療行政28名、関係機関1名、断酒会会員家族252名の計281名の参加がありました。
家族会、アメシストの活動報告から始まり、午前の講演会は新生会病院院長和気浩三先生の「地域ネットワークについて」。今回のアルコール健康障害対策基本法の法制化に伴い、医療の立場から地域、教育、一般病院等との一層のネットワークの強化が必要となってくるとの説明がありました。
午後の講演は自殺予防対策事業の一環として、大阪学院大学教授の安田一之先生による「話の聴き方」の講演が行われ、断酒会リーフレットの中身にも触れながら、よりよい断酒生活を送るためには、飲酒に代わるものとして、話しを聴いてくれる人の存在が必要となってくること、その存在を確実なものとするためにはお互いが他人の話を聴けるようになることが大事ですと強調され、相手の話を同感しながら聴くことでこころの動きが変わってくるという実習が行われました。
続いて断酒会の取組みとして『第二の否認を解く』をテーマとしたシンポウジウムが各連合とアメシスト代表の計9名により実施されました。各人の体験談発表の後、第二の否認についてのそれぞれの捉え方、断酒活動の中での実感、今後のへの思い等が語られました。